検査案内
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経鼻内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)
特徴は、苦痛が少なく、吐き気がおきにくいことです。直径5ミリの胃カメラを鼻から入れて、のど、食道、胃、十二指腸を観察します。
生検(せいけん)と言って、診断のために組織採取が可能です。
以前は画質が悪いと言われていましたが、現在は高画質です。
経鼻内視鏡はなぜオエッとならないの?
1. 直径が口から入れる胃カメラの約半分だから
細い油性ペンやストローと比較してみました。胃カメラの細さがお分かりになるでしょうか。
・細めの油性ペン
・鼻からの胃カメラ
・家にあったストロー
・太い油性ペンです。
ちなみに、ストローの直径は5mmほどです。
この写真では、私が指で写真をつまんでいます。
この写真の方が、胃カメラの細さを感じて頂けると思います。
胃カメラは細いですが、きちんと生検(ポリープや”びらん”から細胞をつまみとること)が可能です。
2. 舌の付け根にカメラが触れないため
検査の流れ
当院では朝とお昼に胃カメラ検査をしています(予約制)
胃カメラは予約制になりますので、胃カメラをご希望の方は、まずは診察を受けてください。
朝は8時20分、昼は12時半にお越しいただきます。
(お昼の胃カメラの開始時間は、午前の診察状況により多少遅れる場合があります。すみませんが、余裕あるスケジュールとしてください。)
①朝に胃カメラを受ける方
検査前日の注意点
- 検査前日の夕食は午後9時ごろまでにすませてください。
- 夕食は消化の良いものを食べてください。
- 午後9時以降の水分摂取は、お水かお茶を飲んでください。
- アルコールは控えめに。
- 早めに就寝しましょう。
検査当日の朝の注意点
- 朝食はとらないでください。
- 歯磨き、お水やお茶の飲水は可能です。
- 薬の服用は午前7時ごろまでにすませてください。
- ガードルやコルセットをつけている場合は、検査前に外しておきましょう。
- 自転車、バイク、自動車を運転してきていただいて構いません。
- 普段、お薬を飲んでおられる方は、胃カメラ予約時に指示されたお薬だけを飲んでください。
胃カメラ前の処置について(来院してから)
- 消泡剤を飲んでいただきます。
- 血管収縮剤を両方の鼻にスプレーします。
- 表面麻酔薬のゼリーを鼻の中に入れます。
- 軟らかいチューブを鼻に入れます。
- 胃カメラを始めます。
- 検査後に結果や治療についての説明を行います。細胞の検査(生検検査)などは約10日後に結果がでますので、後日の検査説明となります。
- 必要に応じて、血液検査やエコー検査の追加を提案します。
検査後
- 仕事、家事・・・気分が悪くなければ、すぐに可能です。
- 車の運転・・・疲れが残っていなければ可能です。
- 飲食・・・検査後30~60分後から可能です。
②昼に胃カメラを受ける方
検査前日の注意点
- 検査前日の夕食は普段通りとってください。
- 夕食は消化の良いものを食べてください。
- アルコールは控えめに。
- 早めに就寝しましょう。
検査当日の朝の注意点
- 朝食は午前7時までに消化のよいものをとってください。ゼリーの食品だけでも良いです。
- 歯磨き、お水やお茶の飲水は可能です。
- 薬の服用は午前7時ごろまでにすませてください。お昼の薬は飲まないでください。
- ガードルやコルセットをつけている場合は、検査前に外しておきましょう。
- 自転車、バイク、自動車を運転してきていただいて構いません。
- 普段、お薬を飲んでおられる方は、胃カメラ予約時に指示されたお薬だけを飲んでください。
胃カメラ前の処置について(来院してから)
- 消泡剤を飲んでいただきます。
- 血管収縮剤を両方の鼻にスプレーします。
- 表面麻酔薬のゼリーを鼻の中に入れます。
- 軟らかいチューブを鼻に入れます。
- 胃カメラを始めます。
- 検査後に結果や治療についての説明を行います。細胞の検査(生検検査)などは約10日後に結果がでますので、後日の検査説明となります。
- 必要に応じて、血液検査やエコー検査の追加を提案します。
検査後
- 仕事、家事・・・気分が悪くなければ、すぐに可能です。
- 車の運転・・・疲れが残っていなければ可能です。
- 飲食・・・検査後30~60分後から可能です。
ピロリ菌検査
ピロリ菌の有無を確かめるための検査
胃カメラを用いる方法(迅速ウレアーゼ試験,鏡検法,培養法)
胃カメラで採取した胃の組織を用いてピロリ菌の有無を確かめます。ピロリ菌がいそうな、胃の荒れた部位から組織を採取します。
尿素呼気試験
吐いた息で、ピロリ菌の有無を確かめます。空腹で実施する必要があります。
血液検査(抗体測定)
文字通り血液を採取して行う検査です。胃がピロリ菌に感染しているか確かめます。
他に尿検査(抗体測定) 便検査(抗原測定)があります。
これらのうち、いずれかで検査しますが、複数の検査を行うことでより確かに判定できます。
※ピロリ菌の検査については、保険がきかない場合もありますので、まずはご相談ください。
胃がんリスク検査
血液を採取して行う検査です。胃がピロリ菌に感染しているか確かめます。同時にペプシノーゲン(胃粘膜の萎縮具合を調べる検査)を測定することで、胃がんになる危険度を確かめることが出来ます。
超音波(エコー)検査
音波を用いて体内を観察することが出来ます。頸動脈を見ることで動脈硬化の程度を知ることができます。
各臓器の腫瘍、炎症、ポリープ、結石などが分かります。具体的には、癌、胆のう炎、胆のう結石、腎臓結石、肝のう胞、腎のう胞、脂肪肝や大動脈瘤など得られる情報が多く安全な検査です。
胆のうやすい臓は食後であると非常に見えづらいので、できれば空腹時に検査するようにしましょう。
腹痛など緊急の場合は随時行います。
首・・・頸動脈、甲状腺
腹・・・肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓、大動脈、膀胱
心電図検査
心臓から流れる電流をとらえて、心臓の病気の徴候を探る検査です。
両手首、両足首、胸に電極を取り付けます。短い時間で検査できます。
血管年齢(動脈硬化)
10分程度で、血管年齢を測定します。高血圧、糖尿病、コレステロールの高い方は一度受けてみましょう。両手、両足で血圧を測定します。すぐに結果が分かります。測定結果をもとに、生活習慣や病気に関して方針を考えましょう。
胸部・腹部レントゲン
当院では胸部レントゲンと腹部レントゲンの撮影が可能です。はしもと内科の一番奥にレントゲン室があります。胸のレントゲンは強いセキ、胸の痛み、息苦しさ、検診などで撮影することが多いです。お腹のレントゲンは腹痛、吐き気、便秘などで撮影することが多いです。
糖尿病検査(血糖値、HbAlc)
HbA1cと血糖値は当日5分で結果がでます。
糖尿病の検査結果だけは、当日に知りたいという強い要望に応えて、当院では迅速に検査できるにしています。ごく少量の血液で検査が可能です。
コレステロール検査
中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロールは当日15分で結果がでます。コレステロールの検査結果だけは、当日に知りたいという強い要望に応えて、当院では迅速に検査できるにしています。ごく少量の血液で検査が可能です。
糖尿病・脂質異常症の検査結果を当日に知りたい患者様へ
「たくさん食べてしまい検査結果がとても気になる方」
「おやつを我慢した成果がとても気になる方」
当院では、血糖値はもちろん、糖尿病の指標であるヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)と、脂質(総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)を当日にお伝えし、治療方針を決めることが出来ます。
※採血から結果判明まで10分~20分ほどお時間をいただきます。
血液検査・各種検査
特殊な項目以外の血液検査の結果は、翌日に結果がでます。(貧血、肝機能、腎機能、止血機能、腫瘍マーカー、甲状腺機能など)糖やタンパクが混ざっていないか調べます。当日に結果がでます。
詳しく検査する場合は数日かかる場合があります。
尿検査
糖やタンパクが混ざっていないか調べます。当日に結果がでます。
詳しく検査する場合は数日かかる場合があります。
インフルエンザ検査
現在は実施していません。